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和歌山県におけるDVの状況及び加害更生プログラムの現状

和歌山県の特徴

和歌山県は本州最南端に位置し、紀伊半島の大部分を占める県です。温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、多様な観光資源を有しています。歴史的には、高野山や熊野古道といった世界遺産を擁し、古くから信仰の地として知られてきました。高野山は弘法大師空海によって開かれた真言密教の聖地であり、現在も多くの参拝者や観光客を集めています。熊野古道は古来より巡礼の道として栄え、豊かな自然と歴史的な雰囲気を楽しむことができます。
自然の面では、白浜や串本などの美しい海岸線、那智の滝をはじめとする名瀑、そして紀伊山地の深い森林など、多様な景観が楽しめます。また、温泉地としても有名で、白浜温泉や湯の峰温泉などが人気を集めています。産業面では、農業が盛んで、特に果樹栽培が有名です。みかんの生産量は全国トップクラスを誇り、「紀州みかん」のブランドで知られています。
また、梅の生産も盛んで、「紀州南高梅」は高品質な梅干しの原料として重宝されています。水産業も重要な産業の一つで、マグロやカツオなどの漁獲量が多く、和歌山市の加太や勝浦などは新鮮な魚介類の産地として知られています。観光以外の面では、和歌山大学を中心とした教育機関や、製薬・化学産業などの企業も立地しており、バランスの取れた産業構造を形成しています。これらの特徴により、和歌山県は歴史、自然、産業が調和した魅力的な地域として、国内外から注目を集めています。

和歌山県の女性相談支援体制:3つの主要機関と18名の支援員

和歌山県では、女性相談支援センター(旧女性相談所)を中心に、充実した支援体制を構築しています。このセンターは配偶者暴力相談支援センターの役割も担っており、県全体で18名の女性相談支援員が配置されています。さらに、性暴力救援センター和歌山「わかやまマイン」とジェンダー平等推進センター「りぃぶる」が、専門的な支援を提供しています。出典:和歌山県「令和5年度和歌山県困難な問題を抱える女性への支援に関する基本計画」

増加傾向にある相談件数とDV被害者保護

和歌山県の女性相談件数は増加傾向にあり、特に30代から40代の女性からの相談が全体の半数以上を占めています。令和4年度の統計によると、相談理由の79.4%が身近な人(夫等、子供・親族等、交際相手)からの暴力に関するものでした。このうち、夫等からの暴力が68.9%を占めており、DVの深刻さが浮き彫りになっています。
令和4年度、和歌山県では65人の女性が一時保護され、同伴家族は71人に上りました。保護理由の大半が「配偶者等からの暴力」で、次いで「帰住先なし」「親等からの暴力」「人間関係」が続きます。同伴家族の約半数が幼児であり、小学生と乳児がそれに続くことから、DVと児童虐待の密接な関連が示唆されています。

課題直視:若年層への周知不足と一時保護件数減少の背景

和歌山県が直面する主な課題として、若年層(10代から20代)への支援周知の不足が挙げられます。また、一時保護件数の減少傾向については、「仕事や学校を休みたくない」「外出が自由にできない」などの理由から、行政による支援が敬遠されている可能性があります。これらの課題に対し、支援への抵抗感を低減させる取り組みが必要とされています。

和歌山県が掲げる3つの基本目標:安心と自立のための支援強化

和歌山県は「困難な問題を抱える女性が安心し、自立して暮らせる社会の実現」を目指し、3つの基本目標を設定しています:

女性の人権を尊重する意識づくり
困難な問題を抱える女性への包括的かつ継続的な支援
困難な問題を抱える女性への支援体制の充実

これらの目標に基づき、周知・広報・啓発活動の強化、支援の充実と自立支援の促進、人材育成や民間団体との連携強化などを進めていきます。
和歌山県は、支援の充実に向けて具体的な数値目標を設定しています。主な目標には、県民向け講座・研修の参加者数を5年間で500人に、支援従事者向け研修の参加者数を2,000人に増やすことが含まれます。さらに、全30市町村での困難女性支援法に基づく基本計画の策定と、女性支援のための会議の設置・開催を目指しています。
和歌山県の挑戦:民間団体との連携強化とアフターケアの充実
和歌山県では、支援を行う民間団体の数が少ないことが課題となっています。そのため、児童虐待やDV被害者支援などの近接領域で活動する民間団体との協働を進め、きめ細かな支援の実現を目指しています。また、一時保護所や女性自立支援施設の退所者に対するアフターケアの充実も重要な課題として認識されており、民間団体と連携しながら適切なフォローアップ体制の構築に取り組んでいます。

DV加害更生プログラムについて

和歌山県において、DV加害更生プログラムを提供している団体や企業は散見する限りありませんでした。
和歌山県は、ドメスティック・バイオレンス(DV)の根絶に向けて、包括的な予防啓発活動を推進しています。具体的な取り組みには以下が含まれます:

1. DVの定義の明確化
– どのような行為がDVに該当するのか、具体例を交えた広報活動を展開
– 身体的暴力だけでなく、精神的、経済的、性的暴力などの多様な形態のDVについて周知

2. 加害者の自覚促進
– 自身の行動がDVに該当する可能性がある人々への気づきを促す取り組み
– 加害者向けの自己チェックリストや相談窓口の案内など、具体的な支援の提供

3. 傍観者の役割の重要性
– DVを目撃した際の適切な対応方法の周知
– 地域社会全体でDVを許さない環境づくりの推進

和歌山県は、これらの総合的なアプローチを通じて、DVのない安全で平等な社会の実現に向けて取り組んでいるようです。( 出典:令和6年4月 和歌山県配偶者等からの暴力の防止 及び被害者支援基本計画 (改定版) 配偶者等からの暴力を容認しない社会の実現を目指して )

和歌山県のお客様からよくあるご質問

Q: プログラムの参加費用はいくらですか?
A: プログラムの参加費用は状況により異なります。具体的な金額については、お問い合わせの際にご確認ください。なお、現在のところ、参加費用に対する経済的支援制度はございません。

Q: プログラムの内容はどのようなものですか?
A: プログラムでは、DVの本質理解、怒りのコントロール方法、健全なコミュニケーションスキルの習得、ジェンダー平等の理解などを学びます。グループセッションや個別カウンセリングを通じて、自己認識を深め、非暴力的な行動パターンを身につけていきます。

Q: プログラムの期間はどのくらいですか?
A: 標準的なプログラムの期間は52週間程度です。週1回、2時間程度のセッションを行います。ただし、個人の状況や進捗に応じて、期間が調整される場合もあります。

Q: プログラム参加中の守秘義務はどうなっていますか?
A: プログラムでは参加者のプライバシーを厳重に守ります。セッション中の発言内容は外部に漏らされることはありません。ただし、新たな暴力行為の危険性が認められる場合など、法的に報告義務がある場合は例外となります。

Q: プログラム参加中に再び暴力をふるってしまった場合はどうなりますか?
A: 再び暴力行為があった場合、プログラムからの除外や法的措置の対象となる可能性があります。プログラムでは、暴力の再発防止に重点を置いており、困難な状況に直面した際の対処法も学んでいただきます。

Q: プログラム終了後のフォローアップはありますか?
A: はい、プログラム終了後もフォローアップセッションを設けています。定期的な面談や電話相談を通じて、学んだスキルの定着や新たな課題への対応をサポートします。必要に応じて、地域の支援団体や専門家を紹介することもあります。

Q: パートナーや家族もプログラムに関与することはできますか?
A: 基本的に、このプログラムは加害者個人を対象としています。ただし、必要に応じて、別途家族向けの支援プログラムや、カップルカウンセリングを紹介することがあります。パートナーや家族の安全を最優先に考慮しつつ、総合的な支援を検討します。

Q: プログラムを途中で辞めたい場合はどうすればいいですか?
A: プログラムの継続が困難な状況がある場合は、まずはカウンセラーにご相談ください。状況に応じて、参加方法の調整や休止期間の設定など、柔軟な対応を検討します。

和歌山県の担当講師からメッセージ

こんにちは。和歌山県DV加害更生プログラムの担当講師です。皆様がこのメッセージを読んでいるということは、自分自身の行動を見つめ直し、変化を求めようとしている証だと思います。その勇気に、まずは心から敬意を表したいと思います。
私は、DV被害者支援に携わってきました。その経験から、DVが引き起こす深い傷跡を目の当たりにしてきました。同時に、加害者の方々の多くが、自身の行動パターンに苦しんでいることも理解しています。このプログラムは、皆様に新しい選択肢を提供するものです。暴力ではない方法で感情を表現し、健全な人間関係を築くスキルを学ぶ場所なのです。
ここで学ぶことは、決して簡単なプロセスではありません。自分自身と向き合い、時に痛みを伴う自己洞察が必要になることもあるでしょう。しかし、このプロセスを通じて得られるものは、皆様の人生を大きく変える可能性を秘めています。私たち講師陣は、皆様の変化を心から応援しています。D人は変われると信じています。このプログラムは、その変化への第一歩なのです。
受講を迷っている方、不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。どうか恐れずに一歩を踏み出してください。私たちは、皆様の気持ちに寄り添いながら、共に歩んでいく覚悟があります。変化は可能です。そして、その変化は皆様だけでなく、大切な人たちの人生も豊かにする可能性を秘めています。新しい人間関係の構築に向けて、共に歩み始めましょう。皆様とお会いできることを、心よりお待ちしています。