よくあるご質問
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プログラムとその対象者
このプログラムはどのような人を対象としていますか?
パートナーや家族(子供・親)に対して、大声で怒鳴る、無視をする、物を投げる、叩く、行動を制限するといった「加害行為」をしてしまい、それを止めたいと強く願うすべての方を対象としています。性別、年齢、既婚・未婚(交際中)は問いません。
プログラムの期間はどのくらいですか?
標準的な更生プログラムの全カリキュラム修了までの期間は「約54週間(約1年)」です。長年の習慣となっている思考や行動を変えるには時間が必要です。焦らず、じっくりと取り組む期間として設定しています。
プログラムの内容を具体的に教えてください。
選択理論心理学や認知行動療法(CBT)に基づき、以下のステップで学びます。
1. 暴力のメカニズムと自分のパターンの理解
2. 衝動的な怒りのコントロール(タイムアウト等)
3. 支配欲求の手放しと、対等なコミュニケーション(アサーション)の習得
講義を聞くだけでなく、ワークシートへの記入やロールプレイングも行います。
プログラムは個別カウンセリングですか、グループワークですか?
基本的には「グループワーク(定員数名の少人数制)」を中心に行います。自分以外の参加者の話を聞くことで、自分の行動を客観視できる効果が高いためです。プライバシーは厳守されますのでご安心ください。
グループワークと個別セッションはどのように組み合わせていますか?
毎週のグループワークに加え、3ヶ月に1回程度の頻度で「個別面談(カウンセリング)」を実施します。グループでは話しにくい個人的な悩みや、進捗の確認をマンツーマンで行います。
子どもへの対応や家族関係の改善についても学べますか?
はい、学べます。DVは配偶者間だけの問題ではなく、子どもへの虐待(面前DV含む)とも密接に関わっています。子どもを尊重した接し方や、恐怖を与えない養育態度についてもプログラム内で扱います。
DVの被害者向けプログラムとの違いは何ですか?
被害者向けプログラムが「癒やし」や「安全確保」を主目的とするのに対し、加害者向けプログラムは「加害行動の責任を認めること」と「行動の修正」を目的とします。厳しさと共感の両面を持って関わります。
講座を録画したり録音しても良いのでしょうか?
いいえ、録音・録画は固くお断りしております。他の参加者のプライバシーと安全を守るため、これらが発覚した場合は即時退会となる場合があります。
参加方法と費用
オンラインでの参加方法を教えてください。
ビデオ会議アプリ「Zoom」を使用します。URLをクリックするだけで参加可能です。顔を出して参加していただく必要がありますが、背景などはバーチャル背景をご利用いただけます。
参加費用はいくらかかりますか?
受講料は「月額13,000円(税別)」です。入会金や教材費が別途かかる場合がございます。詳細は初回無料相談にてご案内いたします。
料金は月額ですか?クレジットカードは使えますか?
はい、月額制(サブスクリプション形式)となります。お支払いはクレジットカード決済、または銀行振込に対応しております。
国や自治体からの経済的な支援はありますか?
現時点では、加害者更生プログラムに対する公的な経済支援はほとんどありません。原則として自己負担となります。これは「自分の行動に対する責任を自分で取る」という更生の一環でもあります。
プログラムの効果と評価
プログラムの効果はどのくらいの期間で現れますか?
個人差がありますが、暴力行動(叩く・物を投げる等)の停止は開始後3ヶ月程度で見られることが多いです。ただし、言葉の暴力や支配的な態度の改善には、より長い時間(6ヶ月〜1年)を要します。
プログラムの効果はどのように評価されますか?
定期的なチェックシートによる自己評価に加え、ファシリテーターによる客観的な行動観察、そして(可能な場合は)パートナーからのフィードバックを通じて多角的に評価します。
プログラム終了後、どのような変化が期待できますか?
衝動的な怒りに振り回されなくなり、自分の感情を言葉で伝えられるようになります。相手を「支配対象」ではなく「対等な人間」として尊重できるようになり、家庭内の緊張状態が緩和されることが期待できます。
仕事との両立について
プログラムに参加しつつ、仕事を続けることはできますか?
はい、可能です。参加者のほとんどがフルタイムでお仕事をされています。仕事と両立しながら通い続けること自体が、生活リズムを整える訓練にもなります。
セッションの時間帯は選べますか?
はい。平日の夜間(19時〜、20時〜など)や、土日祝日のクラスもご用意しています。ご自身のライフスタイルに合ったクラスを選択いただけます。
仕事の都合で参加できない回がある場合はどうすればいいですか?
事前にご連絡いただければ、別の曜日のクラスへの振替参加が可能です。継続することが重要ですので、柔軟に対応いたします。
プライバシーと法的影響
家族や職場に参加していることを知られることはありますか?
いいえ、原則としてありません。守秘義務を徹底しており、こちらから職場やご家族に連絡することは一切ございません。郵便物なども局留めにするなどの配慮が可能です。
プログラムの途中経過は誰かに報告されますか?
ご本人の同意がない限り、外部(弁護士、裁判所、家族など)へ報告することはありません。ただし、自傷他害の明白な危険がある緊急時のみ、関係機関へ通報する義務があります。
プログラム参加が離婚や親権に関する裁判に影響はありますか?
裁判の結果を保証するものではありません。しかし、ご希望があれば「受講証明書」や「出席状況報告書」の発行(有料)が可能です。これらは、あなたが問題解決に向けて努力している客観的な証拠となり得ます。
法的な問題に関するアドバイスもいただけますか?
いいえ。私たちは心理・福祉の専門家ですが、法律の専門家ではありません。法律相談(離婚条件、親権、慰謝料など)については、弁護士にご相談ください。
パートナーとの関係
パートナーとの関係修復につながる可能性はありますか?
可能性は十分にあります。あなたが変わり、安全な存在になることで、関係が再構築されたケースは多々あります。しかし、修復できるかどうかはパートナーの意思によるものであり、コントロールできないことでもあります。
プログラムに参加するには、パートナーの同意が必要ですか?
いいえ、必要ありません。これはあなたが「自分の人生と行動」を変えるためのプログラムです。パートナーに内緒でスタートし、変化を見せていく方もいらっしゃいます。
パートナーとの関係を続けるか悩んでいます。プログラムではこの問題も扱いますか?
はい、扱います。「離婚すべきか修復すべきか」という迷いも含めて整理していきます。健全な別れ(離婚)を選択することも、時として互いにとっての最善の解決策となる場合があります。
プログラム運営・講師・参加条件
プログラムの講師はどのような資格や経験を持っていますか?
公認心理師、臨床心理士、社会福祉士などの国家資格を持ち、かつDV加害者更生支援の専門トレーニングを受けたファシリテーターが担当します。豊富な臨床経験に基づき支援を行います。
途中で参加をやめることはできますか?
はい、退会はいつでも可能です。強制することはありません。ただし、変化には時間がかかるため、最低でも半年間の継続を推奨しています。
精神的な問題がある場合、参加は可能ですか?
基本的には可能ですが、重度のうつ病や統合失調症などで治療中の場合は、主治医の許可が必要となることがあります。状態によっては医療機関での治療を優先していただく場合があります。
アルコールや薬物の問題がある場合、このプログラムで対応できますか?
当プログラムは依存症治療プログラムではありません。飲酒コントロールができない状態での参加はお断りしています。まずは専門医療機関での依存症治療を受けていただき、安定してからの参加をお勧めします。
その他
プログラム中に学んだことを日常生活でどのように実践できますか?
セッションでは毎回「ホームワーク(宿題)」が出ます。「今週は怒りの記録をつける」「この言葉を使わない」など、具体的な課題を日常生活で実践し、次回のセッションで振り返ることで定着させます。
外国人でも参加できますか?通訳サービスはありますか?
日本語でのコミュニケーション(読み書き・会話)が可能であれば参加いただけます。現在、通訳サービスは提供しておりませんので、日本語のグループワークに参加できる語学力が必要です。
オンラインでの参加に必要な機器や環境を教えてください。
カメラとマイク機能のあるパソコン、またはスマートフォン・タブレットが必要です。また、静かでプライバシーが守れる環境(個室、駐車中の車内など)をご用意ください。