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「なぜ一人では変われないのか?」DV・モラハラ克服にグループセッションが不可欠な理由 | Respect Shift

「なぜ一人では変われないのか?」DV・モラハラ克服にグループセッションが不可欠な理由

監修:

グループセッションで互いに向き合う参加者のイメージ
他者の話を聞くことは、自分自身を客観的に見る鏡になります。

「本を読んで勉強したけれど、ついカッとなってしまう」

「自分一人で治そうと頑張っているが、限界を感じている」

こんにちは。名古屋市を拠点に、全国オンライン対応でDV・モラハラ加害者の更生プログラムを提供する「Respect Shift(リスペクト・シフト)」です。

DVやモラハラを克服しようとする時、多くの方がまず「独学」や「一人の努力」で解決しようとします。しかし、長年染み付いた思考の癖を一人で修正するのは、鏡を見ずに自分の背中の汚れを落とすようなもので、極めて困難です。

そこで重要になるのが、同じ課題を持つ仲間と共に学ぶ「グループセッション」です。

なぜ、他者と関わることが回復への近道なのか?それは、グループセッションが単なる「お悩み相談」ではなく、自分の思考パターン(外的コントロール)を客観視し、新しい選択を練習するトレーニングの場だからです。

この記事では、グループセッションがもたらす劇的な変化のメカニズムと、その重要性について詳しく解説します。

グループセッションとは?「傷の舐め合い」ではありません

グループセッションとは、DVやモラハラといった共通の課題を持つ人々が集まり、専門のファシリテーター(進行役)のもとで対話やワークを行う場です。

ここは、自分の正当性を主張して慰め合う場所(傷の舐め合い)ではありません。

他者の話を聞くことで「自分も同じように相手を変えようとしていた(外的コントロールを使っていた)」と気づき、ではどうすれば良かったのかという「より良い選択(内的コントロール)」を共に探求する、実践的な学びの場です。

他者の経験から学ぶ5つのメリット(心理的効果)

自分一人では気づけないことも、他者という「鏡」を通すことで鮮明に見えてきます。

  • 1. 客観的な自己認識(鏡の効果):
    他者がパートナーを責めている姿を見て、「あ、これは家での自分と同じだ」と気づくことができます。自分の背中は見えませんが、他人の背中はよく見えるのです。
  • 2. 孤独感からの解放:
    「自分だけがおかしいのではないか」という孤立感は、変化への意欲を削ぎます。仲間がいることで「所属の欲求」が満たされ、前向きに取り組むエネルギーが湧きます。
  • 3. 多様な「解決策」の獲得:
    自分の中には「怒る」という選択肢しかなくても、他の参加者から「離れる」「話し合う」「譲歩する」といった別の選択肢(行動のレパートリー)を学ぶことができます。
  • 4. ロールモデルの存在:
    少し先を行く参加者の変化を見ることで、「自分も変われるかもしれない」という具体的なイメージ(上質世界)を描くことができます。
  • 5. 共感力の向上:
    他者の苦しみや葛藤に耳を傾ける練習は、そのままパートナーの話を「聴く」トレーニングになります。
あわせて読みたい:「俺はDVじゃない」と思っているあなたへ。5つの「否認」パターンと向き合う勇気 グループワークは、自分ひとりでは破れない「否認の壁」を壊すのに最適です。

なぜ「本を読むだけ」では変われないのか?

「知識」と「実践」は別物です。本を読んで「相手をコントロールしてはいけない」と頭で理解しても、実際の生活でカッとなった時、脳は使い慣れた「怒り」という行動を自動的に選択してしまいます。

「知っている」を「できている」に変える場所

グループセッションは、スポーツで言う「練習試合」です。
実際の夫婦関係(本番)で失敗する前に、安全な場所で新しいコミュニケーション方法を試し、フィードバックをもらうことで、初めて実生活で使えるスキルとして定着します。

「他人は変えられないが、自分は変えられる」という原則を、知識としてではなく、体験として腑に落とすことができるのです。

参加への不安と解消法:安全な場の保証

初めてグループセッションに参加するのは勇気がいることです。よくある懸念についてお答えします。

Q. 自分の話が外部に漏れませんか?

A. 守秘義務を徹底しています。
セッションの最初には必ず「ここで聞いた話は外に持ち出さない」というグランドルールを確認します。安心・安全な環境(選択理論でいう、批判のない環境)でなければ、人は本音を話せず、変化も起きないからです。

Q. 上手く話せる自信がありません。

A. 無理に話す必要はありません。
「パス」する権利も保障されています。他の方の話を聞くだけでも、十分な学びと気づきが得られます。

Q. 責められたり、説教されたりしませんか?

A. 批判・非難は禁止です。
ファシリテーターが場をコントロールし、参加者同士が批判し合うことのないよう配慮します。私たちは「裁く」ためではなく、「より良い選択を探す」ために集まっています。

まとめ:一人で抱え込まず、仲間と共に変わる

DVやモラハラは、個人の性格の問題ではなく、「人間関係の築き方(選択)」の問題です。間違った学習をしてしまったのなら、正しい方法を再学習すれば良いだけです。

一人で悩み、同じ失敗を繰り返す苦しみから抜け出しましょう。他者の経験から学び、自分の経験も誰かの学びになる。そんな相互支援の場が、あなたの変化を加速させます。

私たち「Respect Shift」では、オンラインでも参加可能なグループセッションを定期的に開催しています。画面越しでも、仲間とのつながりは確かに感じられます。

「変わりたい」その気持ちを、行動に変える場所

一人ではくじけそうになる道のりも、仲間となら歩き続けられます。
まずは体験から、新しい一歩を踏み出してみませんか?

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※秘密厳守。見学や事前相談も可能です。

更生プログラムの選び方については、以下の記事も参考にしてください。
あわせて読みたい:DV加害を対象とした更生プログラムの選び方!ポイント5選 自分に合ったプログラムを見つけるための重要な視点を解説します。

カウンセラー服部
WRITER PROFILE

服部(Hattori)

DV・モラハラ加害行動の更生プログラム「Respect Shift」を運営。 大学で心理学を学び、これまでに多くのカウンセリングに携わり、加害行動の変容と被害心理のケアの両面からサポートを行う。「人は変わることができる」を信念に、実践的なプログラムを提供している。

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